災害時だけじゃない!!備蓄しておきたい防災食リスト6選

災害時には、停電や断水、交通機関の麻痺などの状況に備えて、備蓄品が必要です。特に、食料は生命維持にだけでなく精神的な安定のため必要で、十分な備蓄が必要です。この記事では、災害備蓄に必要な食料5選を紹介します。

カップ麺

保存期間が長く、栄養価も高いため、非常食として備蓄するのに適しています。例えば、サバ缶、ミートボール缶、果物缶、スープ缶、豆缶などがあります。最近では、和食を缶詰に入れたものもあるので、普段使い兼備蓄としてもオススメです。

カップ麺、カップスープ、レトルト食品などが挙げられます。カップ麺などは通常お湯を注ぎますが、非常時でお湯が使えない場合は、水で調理出来る商品もあり災害時にも嬉しい商品です。メーカーによって『カロリーコントロール』『糖質制限』などの商品を扱っているので、探してみるのがオススメです。

カップスープ

避難時には、電源がなく冷暖房設備が使用不可、過度なストレスで脱水症状になる可能性が上昇しています。体温の維持・水分摂取の目的から是非持っておきたい商品になります。

またスープと一緒に摂取することで、満腹感を得やすいなどメリットもあります。

詳しくは、以下の記事に非常時のスープのメリットをまとめていますので、ご覧になってみてください。

関連記事:非常時に備えるべきもの!スープのメリット5選。

缶詰パン

缶詰パンは、パン自体が保存期間が長く、缶詰に入っているため長期保存が可能です。また、栄養価も高いため、非常食として備蓄するのに適しています。最近の缶詰パンは、味を重視して作られたものも多く、少し温めるだけで本格的な風味になると好評です。

各メーカーが出していますので、それぞれ試食してみることをオススメします。

関連記事:オススメの防災食メーカー6選!各社の特徴と商品について

      どれが美味しいの?缶詰パンの4社比較

ナッツ

  1. アーモンド:タンパク質、繊維、ビタミンE、マグネシウムなどの栄養素が豊富。腹持ちが良い。
  2. ピーナッツ:タンパク質、繊維、ビタミンE、マグネシウム、カリウムなどの栄養素が豊富。手頃価格で手に入りやすい。
  3. クルミ:オメガ3脂肪酸や鉄分、ビタミンE、ビタミンB6などの栄養素が豊富。やや苦味があり。
  4. カシューナッツ:たんぱく質、脂質、ビタミンB群、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素が豊富。風味はクセは少なく、4つの中では特に食べやすい。

ナッツなどは、長期保存が可能で、軽量で持ち運びにも便利なため、非常食としての備蓄にオススメ。ただし、脂質、塩分や糖質が多いため、ノンオイル、食塩不使用などを選択しておくと良いでしょう。

関連記事:非常時に備えておきたいナッツ・ドライフルーツとは?オススメ7選

ドライフルーツ

  1. レーズン:ビタミンC、カリウム、鉄分、食物繊維などの栄養素が豊富で、手軽に手に入るため、非常食として備蓄するのに最適。
  2. プルーン:鉄分、カリウム、食物繊維、ビタミンAなどの栄養素が豊富。
  3. イチジク:鉄分、食物繊維、カリウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富で、栄養価が高いことから、非常食として備蓄するのに適しています。小さな種があり独特の食感があります。
  4. アプリコット(西洋あんず):ビタミンA、食物繊維、カリウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富で、風味も良い。

ドライフルーツは、酸化や腐敗が進まず、長期間保存が可能、風味が良い、栄養価が高い軽量で持ち運びやすいなどのメリットがあります。アウトドアや非常時にも便利です。ただし、乾燥によりビタミンCやビタミンB群など一部の栄養素が失われる場合もあるのでパッケージを確認しましょう。

関連記事:非常時に備えておきたいナッツ・ドライフルーツとは?オススメ7選

ビスケット

  1. カロリーメイト ロングライフ(大塚製薬):1本一袋で1日に必要なビタミンの50%を摂取出来る計算。保存期間は3年。
  2. SOYJOY(大塚製薬):低GI値のプロテインバー。体調を気遣う必要のある方にもオススメ。保存食タイプは無いので、保存期間は1年程度と見たほうがよいでしょう。
  3. ビスコ(グリコ):『おいしくて強くなる』のキャッチコピーのビスケット。防災食用の缶タイプもあるので便利。なにもなければお子さんのおやつにもなります。保存期間は5年。
  4. イン プロテイン(Morinaga):ウィダーinゼリーで有名なinゼリーと姉妹商品です。豊富なラインナップがあり、好き嫌いが多い方でも自分にあった商品が見つかるはずです。
  5. ハーベスト(東ハト):防災食タイプ(缶入り) 保存期間は5年。
  6. MARIE マリー(Morinaga) 防災食Ver:あまりスーパーに売っていないので、Amazonなどのネット通販がオススメ。保存期間は6年。

水分も少なく非常食に向いています。大塚製薬のカロリーメイトや、プロテインバー、SOYJOYなどもこのカテゴリーに入れています。摂取時に喉が渇く、食物繊維が不足しやすい、水分不足もあり便秘になりやすなどデメリットもありますが、携帯しやすく非常用としては十分な栄養を含んでいます。

*中には、ダイエット目的の物もあるため、高カロリーではないものもあります。

主食(お米・パスタ・麺類)

  1. アルファ米:1人前から炊き出し用の大容量サイズまでさまざまな商品が、各メーカーから出されています。忙しい方の普段使いにはやや値段が高いです。
  2. パスタ:アルファ米と比較して、お湯や水で戻す時間が短時間で住みます。待てないお子さんなどがいるご家庭にはありがたい商品です。
  3. うどん・素麺
  4. じゃがいも:こちらは丸々そのままのじゃがいもではありません。パウダー状のじゃがいもをお湯で練るとマッシュポテトになります。コップに入れて作り、上からチーズなどを掛けて食べても美味しいです。

米を炊飯した場合、白米に含まれるデンプン質(βデンプン)は、消化しやすいαデンプンに変化します。ただし、このαデンプンは、放置して冷めてしまうとβデンプンに戻ってしまいます。炊きたてのご飯のままの状態を保ち、いつでも美味しく食べられるお米=『アルファ米』として販売されています。

日本人にとっての主食『米』以外にも、主食がラインナップされていますので、興味のある方はぜひ試してみましょう。普段の食事にも使えますので、忙しい方が購入しておくのにも良いです。

缶詰

  1. サバ缶:どこでも購入が容易で、栄養価も高く脂質、タンパク質をバランス良く含んでいます。デメリットらしいデメリットはありません。しいて挙げるなら、開封後の間が臭くなる、糖質が少ないことが考えられます。低血糖による頭痛の可能性もあるので、頭痛があれば炭水化物を他の食品で摂取することが必要となります。
  2. フルーツ缶:小さいお子さんのいる家庭や、ストレスを感じた際に甘いものを摂取しやすくなる方にオススメです。消化もよくストレスが掛かる環境下でも摂取しやすいです。ただし、甘味料・香料が強く虫が寄ってくる、柔らかいため満腹缶を得にくい、一度に多く摂取するとお腹が緩くなるなどのデメリットも含みますので、注意しましょう。
  3. まめ缶:タンパク質を摂るには非常に便利です。しかし市販のまめ缶は味付けが薄く、まめだけが入っている場合もあるので、まめ缶だけで3日過ごすとなると随分ストレスを溜めるかもしてません。
  4. 肉類:スパムなどの肉製品が多くあります。ただし、腐敗を防ぐ目的に亜硝酸塩や塩分が多く含まれるため、摂りすぎに注意です。
  5. スープ缶詰:ポトフ、コーンスープ、野菜スープなど種類はさまざまです。。缶切りなどのツールを使わず、タブ式の缶を使用すれば避難食としてとても便利です。缶詰のデメリットは、そのゴミです。防災食であるため味も濃いため、開封後にそのままにしていると匂いが強くなってしまいます。

缶詰の単体で摂取すると、他の防災食と比較して栄養バランスはやや劣る傾向にあるので組み合わせが必要になる場合もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

防災食として簡単にカテゴリー分けしても、種類が多いです。実際に避難し防災食を食べた経験のある方はご存知あるかもしれませんが、普段食べている何気ない食べ物を口にしたとき『生き返る』と感じた人間も多いと思います。

まずは1種だけ購入し、水、電気が使えない場合を想定して調理・食事をしてみるとご自身のニーズがわかりやすいかもしれません。是非試してみてからしっかりと購入されてみてください。

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