地震が起きた場合の避難方法!安全な避難のために知っておきたい7つのポイント

地震は日本を含む多くの地域で発生し、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震などその被害は甚大なものとなることがあります。地震が起きた際には、正確な情報を収集し、適切に避難することが重要です。特に子供や高齢者など、身体的な制約を持つ人々にとっては、避難が難しい場合もありますので、事前の準備や対策が必要です。

そこで今回は、地震が起きた場合の、安全な避難のために知っておきたいポイントをご紹介します。事前準備にご活用いただければと思います。

避難方法の7つのポイント

地震後の避難は、以下の7つを意識します。

  1. ドロップ・カバー・ホールド」を実践 :地震が発生した際には、すぐに身を守るために「ドロップ・カバー・ホールド」という行動を取ります。これは、地震が起きた瞬間にその場にしゃがみ込み、頭を守りながら身体を宙に浮かせるようにすることです。家具などが倒れてくる危険性があるため、机の下などのカバーを使って身を守ります。地震が収まるまでこの状態を続けましょう。
  2. ガス・電気を止める:ここで言う止めるとは、ブレーカー、元栓のことを指します。そのままにしていると電気が復旧した後で、火災の原因になる可能性があるため電気のブレーカーを落とす、ガスの元栓を締める、家電製品も停止することが安全です。
  3. 避難経路を確認: 地震が収まった後は、避難経路を確認しましょう。建物の外に出る際には、可能な限り窓やガラスの近くを避けて避難します。階段を使って降りる際には、手すりをしっかりつかみ、転倒しないよう注意しましょう。また、エレベーターは避難用ではないため、使用しないようにしましょう。
  4. 避難場所を事前確認事前に避難場所を決めておくことも重要です。地震が発生した場合には、家族と共に事前に決めた避難場所に集合するようにしましょう。避難場所は、建物や電柱からの距離が十分にあり、周囲に危険物がない場所が望ましいです。
  5. 避難時には必要な備品を持ち出す非常食、飲み水、懐中電灯、ラジオ、携帯電話などの必需品が含まれます。また、小さな応急手当キットや助けを求めるための笛を持つこともお勧めです。
  6. 情報収集: 地震が発生した場合には、地元の当局からの最新情報に耳を傾け、その指示に従ってください。避難命令や注意報に注意し、それに応じて行動してください。状況を把握し、必要に応じて避難計画を適応する準備をすることが重要です。TwitterなどSNSでは偏った情報となる場合があるため注意して情報収集を行いましょう。
  7. 必要な人をサポートする: 地震が発生した場合、子供、高齢者、障がい者など、支援が必要な人々を助けることを忘れずに思い出してください。近所をチェックし、可能であれば必要な人に手を貸します。地域全体で協力し、みんなの安全を確保するために一緒に動くことも重要です。

5.『避難時には必要な備品を持ち出すもの』については、こちらに参考記事を置いておりますので興味がある方は御覧ください。

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避難場所の決め方

地震が起きた場合、避難場所を共有しておく必要があると記載しましたが『じゃあどこを避難場所にしたらいいんだ?』と考える方も多いと思います。そこで以下に、地震が起きた場合の避難場所について一般的な考え方を記載します。

  1. 安全な場所を選ぶ:建物や構造物から離れる。建物の外に出ることができる場合は、建物外に避難。
  2. 開けた場所を選ぶ:木や建物、電柱などの倒れる危険のあるものから離れ、開けた場所を選ぶ。公園や広場などがよい
  3. 高台を選ぶ:津波の危険がある場合は、高台や避難所の設定された場所を選ぶようにしましょう。高台まで離れている場合は、最寄りの高いビルなどを目指します。
  4. 自治体で決められている避難場所を選ぶ:地域の防災マップや地震対策の指針に従い、適切な避難場所を確認しておきましょう。また、地震発生時には近くの情報をチェックし、避難場所の指示に従って行動しましょう。
  5. 家族や周囲の人と共通の避難場所を選ぶ:前記された4点を考慮に入れて、家族や周囲の人と共通の避難場所を決めておきます。混雑、混乱した場合でも迅速に集合できます。

まとめ

地震が発生した場合、自分自身や家族を守るために、事前準備と安全な避難方法を知っておくことが重要です。避難場所の選び方については、地域の防災計画や指針に従うことがポイントです。

地震が起きた場合を想定し、持参品・避難場所を事前に打ち合わせしておくことで、より冷静に対応し、行動が可能になるはずです。

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